今回はインドネシアの中でも特に大きな陸上油田地帯があるボジョネゴロ県へ行って参りました。今回の視察・探鉱・採掘により更なる可能性を感じた次第です。これから小規模油田への投資を考えておられる方々にとって参考となるよう記事にしてみます。
まず大きく声を大にして申し上げたいのが、『トイレットペーパーは持参すべし』。
これにはじまりこれに尽きると思います。現に弊社スタッフも私を含めて最後まで悩まされました。
お写真の様に紙はありません。お水で洗い流して下さいませ。
いきなり下品な話で申し訳ありません。しかし、視察・購入をご検討の方々にとって最重要情報の一つでありますし、文末に書くと見てない方もいると思いあえて冒頭一番に記載させて頂きました。それでは実際に油田の旅に出発!
まず場所ですが、インドネシアのジャワ島東部のインドネシア第二の都市であるスラバヤから車でひたすら突き進みます。
スラバヤ空港から陸路なのですが、我々が到着したのは21時近くでしたので、スラバヤ空港から車で30分程度のホテルで明日に備えました。インドネシアの幸子がお出迎えです(笑)
翌朝9時現地ガイドとも合流しイザボジョネゴロ県へ!ボジョネゴロまでは車で4時間半前後です。さすが300万人都市!(昼間人口は900万人!!!)車、バイクの数が尋常ではありません。
ここから目的地のCEPU地区までは更に1時間かかります!先に腹ごしらえ!
また至る所にプルタミナ(インドネシア国営の石油会社)のガソリンスタンドがあります。日本の場合、eneosさんが圧倒的とはいえ他社のスタンドも1~3割は見かける事と思いますが、インドネシアはプルタミナ一色!今回我々が取得する鉱区でとれたOILも当然プルタミナにて買い取ってもらいますので、夢を膨らませながら眺めてました。
なんとこれエクソンモービルが取れた石油を運搬するのに線路を渡らなければならず面倒だという事で、自前でループ橋を作っているとのこと!流石年商48兆円のOILメジャー!やる事が違いますね(笑)
そしてやっとのことでCEPU地区へ到着!ここまで車で約5時間です!
CEPU地区はそうそうたるOILメジャー(国際石油資本)が進出しています。ここでスーパーOILメジャーについて少し説明をします。かつてセブンシスターズと呼ばれ世界は石油企業中心に回っていると言われた時代もありました。現在でもその売上規模や影響力は大きく衰えた訳ではありませんが、業界再編が進み一般的にはスーパーメジャーと言われる企業は4社と言われています。ここでスーパーメジャー+2社で上位6社の売上を見て見ましょう。
1 エクソンモービル(売上高47兆円)
2 ロイヤル・ダッチ・シェル(売上高45兆円)
3 BP(売上高36兆円)
4 シェブロン(売上高22兆円)
5 トタール(売上高18兆円)
6 コノコフィリップス(売上高18兆円)
なんと上位6社で186兆円の売り上げです。やはり穀物・石油・銀行は化け物ですね。。ですがやはり石油は群を抜いてます。私達は以下にこれら巨大石油企業に立ち向かうのか?ではなくこれら企業が目を向けない極小(笑)油田を発見・採掘出来るか?ですね。
話が脱線しましたが、上記1位のエクソンモービルの油田もCEPUにあります!また下の写真はシェブロン社、インドネシア国営企業のプルタミナの鉱区の採掘場です。
大手油田の散策も終了し、いよいよ我々のお目当ての鉱区に足を運びます。
道中も延々とプルタミナのパイプラインが線路に沿って走ってます。
いよいよ弱小油田が登場してきました!
弱小と言ってもこれで日当たり日本円で25万円分程度は出てるので丁度良い物件ではないでしょうか???
これで日当たり10万ぐらい!
あたりも暗くなってきたので明日に持ち越してホテルへ退散!明朝5時から再調査スタート!早朝から早速お目当ての所へ!ここまでCEPUから2時間!
近づくにつれ沢山石油を積んだトラックが!
今回の買収エリア!
採掘間もないのでまだまだ原始的ですがこれでも日量50万円分はでてます(笑)
その他当日採掘できたばかりの油田へ!
以上が、油田探索記になります。最後まで見て頂いて有難うございました。弊社はジャンクボンドの帝王マイケル・ミルケンならぬ、ジャンク油田の帝王目指し今後とも皆様に生の情報をおとどけ致します。油田投資・運営に興味がありましたら是非弊社にお問合わせ下さい!